朴槿恵大統領が中国とミャンマー、オーストラリア歴訪を終えて、17日に帰国しました。
朴槿恵大統領は、中国でAPEC首脳会議に出席したほか、オバマ大統領や習近平国家主席と二国間首脳会談を行ない、習近平国家主席との首脳会談では、韓中FTA交渉の妥結を宣言しました。
また、ミャンマーでは東アジアサミット、オーストラリアでG20首脳会議に出席し、一連の会議で、北韓の核問題の解決に向けた国際社会の協力を強調しました。
オーストラリアで開かれたG20首脳会議では、昨今の先進国の経済政策について言及し、自国の経済状況だけを考慮した経済及び通貨政策は、新興国に否定的な影響を及ぼし、その反作用は結局は先進国の経済に悪影響を及ぼす結果を招くと指摘し、世界経済全体に配慮した経済政策が重要との考えを示しました。