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慰安婦問題、交渉加速化で一致 韓日首脳会談

Write: 2015-11-02 14:51:14

朴槿恵大統領と安倍晋三首相は2日午前、大統領府青瓦台で1時間40分に渡って会談し、慰安婦問題について、早期の妥結を目指して交渉を加速させていくことで一致しました。
大統領府青瓦台の関係者によりますと、朴槿恵大統領は会談で、慰安婦問題が両国の関係改善の大きな障害となっていると指摘し、被害者の女性が受け入れることができ、韓国国民が納得できる方向で解決されるべきだと述べたということです。
この問題について、安倍晋三首相は会談後の記者会見で、「未来志向の協力関係を構築していくためにも、将来世代に障害を残すことがあってはならない。早期の妥結を目指して交渉を加速させていくことで一致した」と述べました。
また、両首脳は、北韓の核問題について、韓国と日本の二国間、韓国、日本、アメリカの三国間の協力が重要だという認識で一致し、今後とも協力を強化していくことで合意したということです。
経済問題については、東アジア地域包括的経済連携の交渉で緊密に協力していくことで一致しました。
安倍首相は会見で、両国のほかの懸案についても率直な意見交換ができたと述べ、韓国人徴用被害者が日本企業を相手取って起こしている訴訟や産経新聞の前ソウル支局長の裁判などについても意見交換が行われたものとみられます。
一方、大統領青瓦台の金奎顯外交安保首席秘書官は今回の会談について、歴史認識などに関する懸案の解決を図り、真摯に関係発展を模索する意義深い会談だったと評価しました。

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