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OECD ことしの韓国の成長率を0.3ポイント下方修正

Write: 2015-11-10 10:05:25

OECD=経済協力開発機構は、ことしの韓国の経済成長率の見通しを6月時点での見通しの3%から0.3ポイント引き下げて2.7%に下方修正しました。
また来年の見通しも3.6%から3.1%に下方修正しました。
OECDは、マーズ=中東呼吸器症候群の影響で民間消費が落ち込んだうえ、中国やアジアの新興国の需要が鈍化し、輸出が振るわなかったことなどを下方修正の理由として挙げています。
ただ、来年からは中国やオーストラリアなどとのFTA=自由貿易協定締結の効果が現われることから、消費が増え、拡大基調に回復するとしています。
一方、ことしの世界の経済成長率の見通しについては、2.9%と6月時点での見通しの3.1%から0.2ポイント下方修正しました。
来年の見通しも3.8%から3.3%に引き下げました。
OECDは、「アメリカなどの先進国の成長は拡大しているものの、中国などの新興国経済の急激な減速が、世界的な活動や貿易の重石となっている」と指摘しました。

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