この冬、最も強い寒波に見舞われた韓国では、25日午後、全国に出されていた寒波と関連した特報が大部分の地域で解除されました。
気象庁は25日、全国の大部分の地域で、寒波警報は午後2時から、寒波注意報は午後1時から解除すると発表しました。
ソウルの場合、22日に寒波注意報が、翌23日には寒波警報が出され、3日ぶりに寒波警報が解除されることになったものです。
気象庁によりますと、25日午後の時点で、寒波注意報が出されている地域は、東部山間地帯の江原道平昌郡と忠清北道堤川市の2ヶ所です。
寒さは25日午後から和らぎ、26日からは平年並みに戻るということです。
気象庁は、2月にも氷点下10度まで下がる日があるものの、今回のような寒波はないだろうとしています。
一方、大雪と強風で欠航が続いていた済州空港では、25日午後3時ごろから航空機の運航が再開されます。
済州空港では、突風警報と大雪注意報が出され、23日午後5時過ぎから欠航が続いていましたが、42時間ぶりに運航が再開されることになったものです。
ただ、運航への影響は27日頃まで続くものとみられています。