大統領府国家安全保障室の趙太庸(チョ・テヨン)第1次長兼国家安全保障会議事務処長が今月中にワシントンを訪れます。
趙太庸第1次長は、アメリカ国家安全保障会議のエイブリル・ヘインズ次席補佐官に会い、北韓の核実験への対応などについて協議する予定です。
一方、アメリカ軍の弾道弾迎撃ミサイルのTHAADミサイルの韓国配備について関心が高まっていることもあって、この問題でも協議が進むのではないかとする指摘も出ています。
中国はTHAADミサイルの韓国配備について反対する立場ですが、中国が国連安全保障理事会で北韓に対する制裁強化に反対する場合、韓国がTHAADミサイルを配備する方向で動き出す可能性もあるとされていて、関心が寄せられています。