与野党は、論戦を繰り広げてきた第20代国会議員の定数について、現行の300人を維持し、選挙区253議席、比例代表47議席とすることで合意しました。
与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表と、野党第1党のともに民主党の金鐘仁(キム・ジョンイン)非常対策委員会代表は23日午前、鄭義和(チョン・ウイファ)国会議長と国会で会談し、第20代国会議員総選挙の選挙区の議席数を現在より7議席増やして253議席にすることで合意しました。
また、国会議員選挙における一票の格差を2倍以下に変更したことを受けて、選挙区の有権者数は去年10月31日基準で14万人以上・28万人以下とすることを決めました。
与野党が合意した選挙区画定基準案をみますと、選挙区が増えたのは、京畿(キョンギ)道を含む首都圏10か所と、大田(テジョン)、忠清南道(チュンチョンナムド)の合わせて12選挙区、反対に減ったのは、慶尚北道(キョンサンブクド)2か所と、全羅南道(チョンラナムド)、全羅北道(チョンラブクド)、江原道(カンウォンド)の合わせて5選挙区となっています。
国会は、26日の本会議でこうした選挙法改正案を可決させる方針です。