先月、若年層の失業率が12.5%となり、これまでで最も高くなりました。
統計庁が16日、明らかにしたところによりますと、先月の15~29歳の若年層の失業率は12.5%で、前の年の同じ月に比べて1.4ポイント上昇したということです。
これは、失業率の統計を取り始めた1999年6月以降最も高い数値で、若年層の失業率が12%を超えたのも初めてです。
一方、全体の失業率も4.9%となり、2010年2月以降、6年ぶりに最も高くなりました。
若年層の失業率が上昇していることについて、専門家らは、「就職活動のために大学に残ったり、公務員試験を準備していた若者が就職に失敗している。その背景には就職のミスマッチ現象がある」と説明しています。