韓国銀行は今年の韓国経済の成長率見通しを2.8%に下方修正しました。
韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は19日の記者会見で、今年の成長率見通しについて、従来の3.0%から2.8%に下方修正すると発表しました。
下方修正の理由については、輸出不振が続く一方で、国内消費の回復も遅れているためだと説明しました。
韓国銀行は今年の成長率見通しについて、1月にも3.2%から3.0%に下方修正しています。
一方、記者会見に先立って開かれた金融通貨委員会では、政策金利を1.50%に据え置くことを決めました。
政策金利は去年6月以降据え置かれていて、過去最低の水準が続いています。
今回の据え置きは市場の予想通りでしたが、今後数ヶ月以内に利下げするとの見方もあります。