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「南北間の協力・在韓米軍の撤退を」 金正恩第1書記

Write: 2016-05-09 10:00:16

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は、6日から開かれている北韓労働党大会で、韓国駐在アメリカ軍の撤退や、韓国軍による休戦ラインでの宣伝放送の中断などを求めたことがわかりました。
北韓労働党の機関紙である労働新聞が8日、報じたところによりますと、金正恩第1書記は、労働党大会で「アメリカは、韓半島の平和のために、停戦協定の代わりに平和協定を結ぶとともに、韓国駐在アメリカ軍を韓国から撤退すべきだ」と主張しました。
また、「北韓と韓国は、統一のために協力し、尊重し合う必要がある。そのためには、休戦ラインでの宣伝放送やビラの撒布など、相手を刺激する行為を直ちに中断しなければならない」と述べたということです。
さらに、「韓半島の平和と統一のためには、まず、北韓と韓国の軍事当局の間で対話と交渉を続けていく必要がある」とし、南北間の軍事会談の開催を提案したということです。
これについて専門家らは、「北韓が、韓国に対して対話や協力を求める一方で、アメリカに対しては韓国駐在アメリカ軍の撤退を求めているのは、韓国とアメリカの同盟関係を揺さぶるための狙いがあるものと考えられる」と分析しています。

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