与党セヌリ党が、4月の総選挙で惨敗するなど党の危機的状況を乗り越えるために、非常対策委員会とともに、革新委員会を運営することになりました。
非常対策委員会は一般的に党が危機的状況に陥り、指導部が辞任したときに運営される非常体制のことで、全党大会まで実務を担当する一方、革新委員会は、党の全権を持ち、党全般を革新していくために設置された特別機構です。
非常対策委員会の委員長は、セヌリ党の20代国会の初代院内代表を務める、鄭鎭碩(チョン・ジンソク)氏が兼任し、革新委員会の委員長は、外部の人材を起用する方針です。
一方、セヌリ党の閔庚旭(ミン・ギョンウク)報道官は、全党大会を当初計画していた7月から先送りし、9月の通常国会の前に開くことにしたと発表しました。
セヌリ党としては、党の革新案を準備する十分な時間をもって全党大会に臨む考えです。