大統領府青瓦台は15日、朴槿恵大統領が李丙琪(イ・ビョンギ)大統領秘書室長の辞表を受理し、後任に李元鐘(イ・ウォンジョン)地域発展委員長を任命したと発表しました。
李丙琪氏は駐日大使を務めた知日派で、昨年末の慰安婦問題をめぐる合意に貢献したことでも知られていて、今後の韓日関係への影響に関心が寄せられています。
一方、後任の李元鐘氏は官僚出身で、2013年から大統領直属の地域発展委員会の委員長を務めていて、ソウル市長、忠清北道知事なども歴任しています。
大統領府青瓦台は李元鐘氏について、行政全般について豊富な経験と知識を持つ適任者だとしました。
今回の人事では政策調整首席秘書官と経済首席秘書官も交代し、 政策調整首席秘書官には安鍾範(アン・ジョンボム)経済首席秘書官が、経済首席秘書官にはセヌリ党の姜錫勳(カン・ソクフン)議員が任命されました。