25～30日までの日程で韓国に滞在していた国連の潘基文（バン・キムン）事務総長が30日夜にニューヨークへ戻ります。
潘基文事務総長は25日に済州島で開かれた国際シンポジウムに出席したほか、26～27日には日本を訪れ、G7首脳会議に出席、30日には慶州で開かれた国連広報局・非政府組織会議に出席しました。
潘基文氏は25日に済州島での記者懇談会で、「韓国の国民として何をすべきか悩み、決意し、必要があれば助言を求める」と述べ、韓国のメディアはこうした発言について、「大統領選出馬を示唆」と報じています。
潘基文氏はこうした報道について、30日、「過剰な拡大解釈だ」と指摘しました。
潘基文氏は28日には同郷の著名な元政治家、金鍾泌（キム・ジョンピル）元国務総理の自宅を訪問するなどして、「出馬に向けた事前準備」との見方が広がっています。