6日午後10時48分ごろ、仁川(インチョン)国際空港の滑走路で、仁川発アラスカ・アンカレッジ行きの貨物機、UPS所属の5X61便が、離陸中に滑走路から外れる事故がありました。
滑走路から離陸しようとしたところ、ランディングギアのタイヤが破損したということです。
パイロット1人を含む乗組員5人は、事故直後に全員避難し、けが人はいないということです。
貨物機はタイヤの一部が過熱したものの、出火はしていません。
この事故で、仁川空港の3本の滑走路のうち2本は閉鎖されましたが、ほかの航空機の離着陸など、運行には支障がないということです。
仁川空港は、事故調査チームを現場に送り、正確な事故原因を調べています。