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漢江河口で中国漁船2隻だ捕

Write: 2016-06-15 13:37:27

韓国軍と海洋警察、そして国連軍司令部で構成された民政警察(DMZ Police)は、韓半島の西の海、西海の軍事境界線にあたるNLL=北方限界線付近の漢江河口で違法操業をしていた中国漁船2隻を、14日、初めてだ捕しました。
韓国は、中国漁船の違法操業によって、漁獲量が激減するなどの被害を受けており、韓国は政府レベルで中国に対して2回抗議しています。
しかし、それでも漢江河口にまで中国漁船が侵入し、違法操業を続けたことから、民政警察は1953年の休戦協定締結以来初めて、中立水域となっている漢江河口で警告放送を行って退去させる取締り作戦を10日から行っています。
合同参謀本部によりますと、漢江河口の中立水域で違法操業をしていた中国の漁船が、韓国側の警告にもかかわらず、操業を強行したことから民政警察が14日、午後7時ごろ、漁船2隻をだ捕したということです。
漁船2席には14人の中国人船員が乗っていて、だ捕する過程で船員らが激しく抵抗したということです。
民政警察は、中国漁船2隻をだ捕し、海洋警察に引き渡したということです。
軍当局は、取締りを続ける方針で、違法操業をやめない場合は漁船をさらにだ捕する可能性もあるとしています。
一部では、民政警察の退去作戦が韓国と中国の外交的対立に発展するのではないかとする心配の声もあがっています。

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