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北韓制裁で平壌と地方との夜の明るさの差が拡大

Write: 2016-06-16 15:04:31

北韓に対する国際社会の制裁の影響で、北韓の首都、平壌(ピョンヤン)と地方の間の夜の明るさの差がさらに広がっているという分析が示されました。
スタンフォード大学SKセンターのイ・ヨンソク研究員が15日、ソウルで開かれた国際学術会議で、アメリカの軍事気象衛星システム(DMSP)のデータを分析した結果として発表したものです。
イ・ヨンソク研究員は、「北韓に対する国際社会の制裁が、北韓の都市部と農村部の間の夜の明るさの差を拡大させていることが観察された。北韓の政治権力の中心地である平壌は、制裁の影響から優先的に保護されている」と述べました。
国際社会が北韓に対する制裁措置を打ち出すたびに、平壌とほかの地域の間の夜の明るさの差は、およそ6%ずつ拡大するとしています。
さらに、都市部と鉱業地帯もほかの地域に比べて明るさが増加しており、イ・ヨンソク研究員は、「制裁により、輸入品に代わる工業品の製造が増え、国内の天然資源への依存を強めるようになるため」と説明しています。

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