6月の臨時国会が20日から本格的に始まりました。
国会では20～22日まで、与党「セヌリ党」、野党「ともに民主党」と「国民の党」の代表による演説が行われます。
セヌリ党の鄭鎭碩（チョン・ジンソク）院内代表は演説で、相対的に賃金と福祉に恵まれた正規職が譲歩することで、非正規職の賃金や福祉の水準を高めることができるとして、正規職の譲歩こそ社会的妥協の核心だと主張しました。
また、「硬直した賃金体系や人材運用による生産性低下を防ぐためにも、労働改革関連法案の審議を迅速に進める必要がある」と強調しました。
国会は今月末で常任委員会の構成及び業務報告を進め、来月4～5日に政府に対する各党の代表質問を行います。
来月6日からは各種の法案を審議する本会議が開かれます。