朴槿恵大統領は、保護貿易主義などの動きに対応して、新しい産業の育成や新しい市場の開拓に取り組んでいかなければならないと述べました。
朴大統領は4日の閣議で、イギリスのEU離脱決定に伴って、保護貿易主義や新孤立主義の動きが拡大していると指摘し、こうした時期だからこそ、新産業の育成や新市場の開拓に積極的に取り組んでいかなければならないと強調しました。
また、企業の構造調整の過程で、失業者を最小限に減らすなど、一般国民の生活の安定を優先するよう指示し、夏の休暇シーズンを迎えて、国内消費を促進させるために、国内観光の活性化に努めるよう指示しました。
一方、朴槿恵大統領は14日からモンゴルを訪問し、15、16両日にモンゴルの首都ウランバートルで開かれるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議に出席します。