リオデジャネイロ・オリンピック開会式を観覧するためブラジル入りした北韓の崔竜海（チェ・リョンヘ）労働党中央委員会副委員長が各国の首脳に会うなど、外交に力を入れています。
北韓の国営朝鮮中央通信は7日、「崔竜海労働党中央委員会副委員長が5日にブラジルのミシェル・テメル大統領代行に会い対話した」と伝えました。
崔竜海副委員長はその席で、ブラジルとの親善協力関係を発展させていこうとする立場を表明したということです。
また、崔竜海副委員長は、4日には国際オリンピック委員会委員長やリオデジャネイロ・オリンピック組織委員会委員長に会ったほか、スイスやサンマリノ共和国の首脳、赤道ギニアとザンビアの副大統領にも会ったと伝えました。
崔竜海副委員長がオリンピック委員会の関係者や各国の首脳級に会っているのは、北韓が国際社会の一員だということを強調する狙いがあるものとみられます。