朴槿恵(パク・クネ)大統領は16日、文化体育観光部長官など3部署の長官を入れ替える内閣改造を行いました。
大統領府青瓦台の金聲宇(キム・ソンウ)広報首席秘書官が発表したところによりますと、新しい文化体育観光部長官には、女性家族部長官や大統領秘書室政務首席秘書官などを務めた趙允旋(チョ・ユンソン)氏が内定しました。青瓦台は、趙允旋氏について、「文化芸術分野への造詣が深く、朴大統領の国政哲学をよく理解し、文化芸術振興やコンテンツ・観光文化の隆盛に貢献できる適任者だ」と説明しています。
また農林畜産食品部長官には、韓国農水産食品流通公社の社長を務めている金在水(キム・ジェス)氏が内定しました。青瓦台は、金在水氏について、「農林畜産食品部第1次官や農村振興庁長などを歴任しており、豊富な経験と力強い推進力をもとに、新たな成長産業を育成し、競争力を高め、農村経済に活力を吹き込むことができると期待される」としています。
さらに、環境部長官には、国務調整室第2次長の曺京圭(チョ・ギョンギュ)氏が内定しました。青瓦台は、「環境をはじめとする政府の政策全般について豊かな見識を持ち、環境関連の懸案に取り組み、将来の成長に向けたエンジンを創出していくことができる適任者だ」としています。
このほか、農業振興庁長などの次官級の人事も行われました。