北韓は、キム・ヨンジン教育担当副首相(63)を処刑したほか、金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の側近とされる
キム・ヨンチョル統一戦線部長(71)に対して、革命化教育の処分をとったことがわかりました。
統一部が31日発表したところによりますと、北韓は、6月の最高人民会議での姿勢の悪さを理由に、キム・ヨンジン教育担当副首相を7月に処刑したということです。
また、金正恩労働党委員長の側近とされるキム・ヨンチョル統一戦線部長ら党幹部2人については、「革命化教育」と呼ばれる農場や炭鉱での強制労働処分をとったということです。
キム・ヨンチョル統一戦線部長は、統一戦線部の権限拡大を進めるなど権力乱用を理由に7月中旬から1か月間、
もうひとりの幹部は、5月末から現在まで革命化教育を実施しているということです。
キム・ヨンチョル統一戦線部長は、これまで南北交渉にも深くかかわった北韓軍内の韓国通ですが、2013年には休戦協定の白紙化を宣言するなど代表的な強硬派とされます。