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習主席、改めてTHAADに反対 韓中首脳会談

Write: 2016-09-05 14:49:33

G20首脳会議に出席するため中国の杭州を訪れている朴槿恵大統領は5日、中国の習近平国家主席と会談しました。
朴槿恵大統領と習近平国家主席との会談は、高高度迎撃ミサイルシステム「THAAD」の韓国配備が決まって以降、初めてです。
朴槿恵大統領は会談で、「北韓による核実験や弾道ミサイル発射は韓半島及び地域の平和を脅かすもので、韓中関係発展の障害になっている」との考えを示しました。
そのうえで、高高度迎撃ミサイルシステム=THAADの韓国配備は北韓による核の脅威に対応するための措置であり、この問題で両国関係が損なわれることを望まないと強調したということです。
これに対し、習近平国家主席は、高高度迎撃ミサイルシステムの韓国配備に反対する立場を改めて表明したということです。
一方で、習近平国家主席は、中国と韓国は幅広く利害を共有しているとしたうえで、北東アジア情勢は不安定な要素が増加しているが、中国と韓国は現在の協力の土台を大事にし、困難と課題を克服していくべきだと述べたということです。
習近平国家主席は3日にアメリカのオバマ大統領と会談しましたが、その際にも高高度迎撃ミサイルシステムの韓国配備に反対する考えを示しています。

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