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政府 被災地の特別災害地域指定を検討

Write: 2016-10-06 11:47:17

政府は6日、台風18号「チャバ」による被害状況について調査を行い、その結果にもとづいて被害が大きかった地域について特別災害地域に指定するかどうかを決める方針です。
国民安全処は、済州島や韓半島南部の釜山(プサン)、蔚山(ウルサン)など、台風による被害が大きかった地域に現場状況管理官を派遣し、自治体の公共施設の被害状況を把握する一方、私有施設の被害申告を受け付けています。
これまでにわかった被害状況によりますと、7人が死亡、3人が行方不明ということです。
またこれまで90世帯の198人が学校や住民センターなどに避難しています。住宅の被害は、 半壊が14棟、 浸水508棟となっています。
また、暴風で電信柱などが倒れ、22万8000世帯あまりが停電しましたが、現在はほとんど復旧しています。
主な産業施設も被害を受け、造船所では運転が一時停止し、生産に乱れが出たほか、蔚山の現代自動車などの工場は22棟が浸水被害を受け、一部の工場は2日間操業停止となっています。
今回の台風では、台風が通過した済州島の被害がもっとも大きくなりましたが、台風の上陸前から雨が降り続け、ダムや貯水池の水位が高くなっていたうえ、満潮が重なったことから、蔚山の被害も大きくなりました。

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