アメリカの軍事関連の戦略研究を行う民間シンクタンク、ランド研究所は、北韓が2020年までに核弾頭50～100個を保有できるとの見方を示しました。
ランド研究所がこのほど公表した報告書によりますと、北韓は現在、核弾頭13～21個を製造できる材料を確保しており、2020年までに核弾頭50～100個を保有でき、2020～2025年には、アメリカ本土を攻撃できる核弾頭を搭載した弾道ミサイルを多数実戦配備できるだろうとしました。
報告書は、アメリカの次期政権は、北韓の核問題、中国やロシアとの関係、過激派組織「イスラム国」問題、サイバー戦争などの課題に取り組まなければならないとしましたが、最も重要な課題として北韓の核問題を挙げました。