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9月の失業率 11年ぶりの高水準

Write: 2016-10-12 14:35:52

先月の失業率が大幅に増加し、11年ぶりの高水準となったことが分かりました。
統計庁が12日に発表した「9月の雇用動向」によりますと、9月の失業率は、前の年の同じ時期に比べて0.4ポイント上昇した3.6%で、2005年以来、9月としてはもっとも高い水準となったということです。
中でも若年層の失業率は9.4%で、前の年の同じ時期に比べて1.5ポイント増加し、統計を取り始めて以来、9月としてはもっとも高い数値となりました。
全体の失業者数は、前の年の同じ時期に比べて12万人増えた98万6000人で、特に20代と50代以上を中心に失業者が増えました。
一方、9月の就業者数は2653万1000人で、前の年の同じ時期に比べて26万7000人増えましたが、その増加幅は、ことし5月の26万1000人以来の少なさということです。
これは、造船業界の不況に加え、輸出が伸び悩んでいることで、製造業部門の就業者数が7万6000人減少したことが影響したとみられています。
統計庁の関係者は、「造船・海運業界の不況と製造業界の不振により、就業者数が減少し続けている」と説明しています。

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