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「平和遊歩道」造成事業 DMZを初めて民間に開放か

Write: 2019-03-27 14:57:50

Thumbnail : KBS News

韓国政府は、DMZ=非武装地帯を民間に初めて開放する、いわゆる「平和遊歩道(トゥルレギル )」造成事業を進めていることがわかりました。
KBSによりますと、政府は、民間人の出入りが制限されているDMZ内に散策路を作り、民間に開放する「平和遊歩道」造成事業を進めているということです。
「平和遊歩道」は3つのコースに分かれ、西側のコースは、坡州(パジュ)と都羅山(トラサン)とDMZ内の台城洞(テソンドン)を結び、東側のコースは、高城(コソン)と金剛山の見える717観測所を結びます。真ん中のコースは、鉄原(チョルウォン)の白馬高地(ペンマゴジ)を通過し、韓国戦争最大の激戦地だったファサルモリ高地につながります。
訪問客は、軍事境界線の鉄条網を抜け、DMZ内を1キロほど歩くことができます。
政府は現在、大統領府青瓦台・国家安全保障室を中心に関係部署の作業部会を立ち上げ、造成方法や安全問題などについて議論していて、休戦協定当事者の国連軍司令部や北韓と協議を進める方針です。
南北首脳は去年4月の板門店宣言で、DMZを平和地帯にすることで合意しています。
DMZ内では自然保護対策などが1970年代から進められてきましたが、DMZが韓国人に全面的に開放されたことはこれまで一度もありません。

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