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韓国銀行 政策金利1.25%に引き下げ

Write: 2019-10-16 14:51:16

Thumbnail : YONHAP News

韓国の中央銀行、韓国銀行は16日、金融通貨委員会を開き、政策金利をいまの年1.5%から0.25ポイント引き下げて1.25%とすることを決めました。
金利の引き下げは、ことし7月に0.25ポイント引き下げて以来、3か月ぶりです。
韓国銀行は2016年6月にも政策金利を年1.25%に引き下げ、おととし11月までの1年5か月間据え置いていました。
今回の利下げは、景気減速への対応とみられます。
韓国銀行は、輸出や投資が落ち込むなか、世界貿易が冷え込み、景気減速が続いていると判断しました。
こうしたことから、ことしの韓国の経済成長率の見通し2.2%の達成も難しいという認識を公式に示しました。
デフレ懸念が深まっていることも背景にあるとみられます。
先月の消費者物価は去年の同じ月に比べて0.04%下落し、統計を取り始めて以来初めて、マイナスの上昇率となりました。
韓国銀行は、「利下げの効果を見守りながらさらなる修正の必要性を判断する」としていますが、一部では、来年初めには政策金利が過去最低の年1%にまで引き下げられるという観測も出ています。
政策金利の引き下げにともない、今後、市中銀行の利下げも相次ぐとみられます。

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