韓国の今月１日から20日までの輸出額は、前の年の同じ時期に比べて20％減りました。
関税庁が21日にまとめた統計によりますと、今月１日から20日までの輸出額は203億ドルで、前の年の同じ時期に比べて20.3％（51億8000万ドル）減りました。
ただ、今月１日から10日までの輸出額と１日平均の輸出額がそれぞれ46％と30％減っていたのに比べると、減少幅はやや縮小しました。
乗用車（－58％）や無線通信機器（－11％）などの輸出が減っているなか、とくに新型コロナウイルスの感染拡大によって需要が減り、国際原油価格の下落も重なった石油製品はマイナス68％と大きな減少幅を記録しました。
一方、主力品目の半導体と船舶は、それぞれ13％と31％増加しました。
また、国別に見ますと、中国（－1.7％）、アメリカ（－27％）、ヨーロッパ連合（－18％）、日本（－22％）など主要な輸出先への輸出が軒並み減少しています。
この期間の輸入額も230億ドルと、前の年の同じ時期に比べて16％（46億6000万ドル）減少したということです。