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北韓、飛翔体の飛行距離は330キロ 新型兵器の内陸横断試射か

Write: 2019-09-10 13:28:47

韓国軍の合同参謀本部は、北韓が10日午前に発射した2発の飛翔体は、330キロ飛行したと明らかにしました。
合同参謀本部は「今日の午前6時53分ごろと午前7時12分ごろに北韓の平安南道(ピョンアンナムド)から東に向けて発射された飛翔体2発を確認した」と明らかにしました。
飛翔体の最大飛行距離はおよそ330キロで、最大飛行高度や速度、弾着地点、それに弾道ミサイルなのかなどについては追加の分析が進められているということです。
北韓が短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射したのは、先月24日咸鏡南道(ハムギョンナムド)から東海に向けて発射した「超大型放射砲」以来、17日ぶりです。
今回の飛翔体発射について、慶南(キョンナム)大学極東問題研究所のキム・ドンヨプ教授は「発射地点が平安南道の内陸である点から、北韓が7、8月に発射した4種類の新兵器のうちの1つである可能性が高い。なかでも、先月10日と16日に試験発射を行ったものの、まだ内陸からの発射試験を行っていなかった戦術地対地ミサイルか、24日に発射した超大型多連装ロケット砲である可能性が高いとみられる」と分析しています。
北韓版「イスカンデル」と呼ばれる短距離弾道ミサイル「KN-23」は、5月4日に初めて試験発射されて以来、少なくとも5回発射されており、内陸を横断する試験発射も行われました。
一方、大統領府青瓦台は10日、北韓の飛翔体発射と関連してNSC=国家安全保障会議常任委員会を緊急開催し、強い憂慮を表明しました。

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