メニューへ 本文へ
Go Top

韓国外相「習主席の韓国戦争めぐる発言は歴史歪曲」

Write: 2020-10-27 08:50:24

Thumbnail : YONHAP News

康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は、中国の習近平国家主席が北韓の奇襲攻撃で始まった韓国戦争を「アメリカ帝国主義の侵略」と規定したことに対して、「歴史的事実と異なる」として政府の立場を伝えたことを明らかにしました。
康長官は26日、国会で開かれた国政監査で、政府は中国の歴史歪曲にきちんと対応しなかったという野党議員の指摘に対して、「中国にはわが国の立場を明確に伝え、必要な措置をとっている」と説明しました。
康長官は、「韓国戦争が北韓の侵略によって勃発したことは、国連安保理の決議にも明記されている」とし、「否定できない歴史的事実であるため、国際社会もこの問題をよくわかっているはずだ」と述べました。
習主席の発言の背景について、康長官は「米中対立という国際状況が作用したものと思われるが、他国の首脳の発言の意図を具体的に評価するのは適切ではない」との考えを示しました。
一方、習主席の韓国訪問について康長官は、「新型コロナウイルスの感染が落ち着き次第、早急に推進するという点を共有しながら持続的に協議を行っている」としながらも、「年内に必ず実現するという予断は難しい状況だ」と明らかにしました。
また、韓日中首脳会談についても、「議長国として年内の開催を目標に日本、中国とコミュニケーションをとっているが、まだ具体的な日程を決めるような状況ではない」と述べました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >