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尹大統領「北韓の脅威に応じて韓日米の協力強まる」

Write: 2023-08-21 13:58:53

Thumbnail : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、先の韓日米首脳会談の成果を国民に向けて説明し、北韓の脅威が高まれば、韓国、日本およびアメリカの3か国の協力はさらに強まるとの認識を示しました。 
 
尹大統領はテレビ中継された21日の閣議で、先の韓日米首脳会談について、「新たな時代の幕開け」と評価し、「北韓の挑発と脅威が増すにつれ、韓国、日本、アメリカの3か国間の協力関係はより強固なものになるだろう」と述べました。
 
尹大統領はまた、「これまでの韓日米の協力は、韓半島での協調にとどまっていたが、今後はインド太平洋地域全体の自由、平和、繁栄の構築に貢献するため、より広い地域にまたがる協力の枠組みに進化するだろう」と述べました。
 
尹大統領はさらに、韓日米のパートナーシップは、アメリカ、イギリス、オーストラリアによる安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」や、アメリカ、日本、インド、オーストラリアの4か国による連携の枠組み「Quad(クアッド)」とともに、地域の平和を促進する強力な枠組みに発展すると強調しました。
 
そのうえで、「韓日米の協力は、他国を排除するものではなく、地域と世界の自由、平和、繁栄に貢献する」と述べました。
 
一方、尹大統領は、次の韓日米首脳会談を、来年、ソウルで開催したい考えです。
 
大統領室の関係者は20日、聯合ニュースTVに出演し、次の韓日米首脳会談を主催する可能性について、「韓国は十分な資格を持っている。今後議論していく」と述べました。
 
尹大統領自身も、18日の首脳会談後に開かれた共同記者会見で、「次は韓国で再び会うことを期待する」と述べたほか、20日の未明にも、「次の3か国首脳会談を主催することを望む」とSNSに投稿しています。

日本が反対しない限り、次回の会談がソウルで開催される可能性は高いとみられ、4月に行われる韓国の総選挙や、11月に行われるアメリカの大統領選などの政治日程をにらみながら、時期が調整されるものとみられます。


2023年8月23日修正

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