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釈迦誕生日 大統領の祝賀メッセージ代読せず

Write: 2011-05-10 13:41:07

5月10日は、陰暦4月8日の釈迦誕生日で、韓国では国民の祝日です。
雨が降り続く中、ソウル中心部にある「曹渓寺」など、全国各地のお寺では、釈迦の誕生を祝う法要が行われました。
韓国最大の仏教宗派・大韓仏教の総本山、曹渓宗のチャスン総務院長は、法要に集まった信者たちに、「共に分かち合い、実践する尊さ」をテーマに、演説し、お釈迦様の悟りのもと、あらゆる衆生はみな隣人であり同伴者だと強調しました。そのうえでチャスン総務院長は、「宗教への確信が他人に対する排他的道具になってはならない。政治的信念も、われを主張し他人を区別することなく、市民の権利や社会的幸福を目指す正義のものでなければならない」と強調しました。
この日の法要には、韓国で暮らす外国人労働者をはじめ、キリスト教やカトリック教など各宗教の関係者のほかに、イスラム教の指導者も 今年初めて参加しました。
しかし曹渓宗は、政治家は招待せず、毎年、恒例になっている大統領の祝賀メッセージの代読もしませんでした。
仏教界は、キリスト教徒の李明博大統領が、「宗教的な偏向政策」を進めているとして反発を強めています。

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