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カカオ共同CEOが辞任 通信障害で引責

Write: 2022-10-19 14:58:17

Thumbnail : YONHAP News

インターネット大手カカオのナムグン・フン共同CEO=最高経営責任者が辞任しました。 
 
カカオは19日、記者会見し、自社が運営する国内最大のメッセンジャーアプリ「カカオトーク」などのサービスで障害が発生したことについて国民に謝罪するとともに、「多様な利害関係者への補償を検討する」と表明しました。会見で、カカオのナムグン・フン共同CEOは辞意を表明し、「非常対策委員会のメンバーとなり、最後まで責任を取る」と述べました。
 
ナムグン氏が辞任したことで、ホン・ウンテク共同CEOが単独のCEOとなります。
 
通信障害は、カカオの電算システムが置かれているソウル近郊のデータセンターで15日に火災が起き、発生しました。その後ほとんどのシステムが復旧しましたが、19日の時点で一部のサービスに依然支障が出ています。
 
放送局や通信会社には、メインのシステムに障害が起きても稼働を継続できるよう、予備のサーバーやネットワークをあらかじめ用意する措置が法律で義務付けられています。
 
今回の障害を受けて、政府と与党は19日、国会で協議会を開き、カカオなどの付加通信事業者にもシステムの二重化を義務づけることを決めました。関連法案の早期の国会成立を目指す方針です。また、障害で被害を被った事業者の救済についても議論され、カカオのほか、放送通信委員会、オンライン被害センターで被害の受け付けを始めることになりました。
 
中小企業団体によりますと、今回の通信障害で500社以上の中小企業が売り上げの落ち込みを訴えています。

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