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「新年の辞」の代わりに直筆書簡 金正恩委員長

Write: 2021-01-04 15:08:43

Thumbnail : YONHAP News

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、ことしは新年の辞を発表しない代わりに国民向けの直筆(じきひつ)の書簡という形でメッセージを出しました。
北韓の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」によりますと、金正恩委員長はこの書簡で、「新年を迎えてすべての人民に祝賀のあいさつをする。困難な歳月のなかでも変わりなく党を信じ支持してくれている心に感謝する」と語ったということです。
書簡では自らを「偉大なる人民に仕える忠臣」と称しました。
金委員長は、政権が発足した2012年以来、ほぼ毎年、「新年の辞」を発表してきましたが、ことしは、1月初旬に党大会を開くと公表しているためか、新年の辞は発表せずに、党大会で大きな方針を示すものとみられます。
韓国の北韓専門家らは、党大会は早ければ、4日にも開催されるとみていて、8日が金委員長の誕生日であることを考えると、遅くても7日には開かれる見通しです。
北韓の最高意思決定機関である党大会は、通常5年に1度開催され、今回の党大会は、2016年5月以来となり、金委員長就任以来、2回目の開催となります。
北韓は先月29日に開かれた党の政治局会議で、党大会を1月初旬に開くと決めていますが、正確な開催日は明らかにしていません。
アメリカの大統領選挙のあと沈黙し続けている北韓ですが、党大会では、バイデン新政権に対する政策などが発表されるものとみられています。

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