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国連安保理 北韓のICBM発射で一致した姿勢示せず 中ロが北韓擁護

Write: 2023-04-18 13:25:50

Thumbnail : YONHAP News

国連の安全保障理事会は、北韓による13日のICBM=大陸間弾道ミサイルの発射を受けて緊急の公開会合を開きましたが、今回も中国とロシアが北韓を擁護したことで、安保理として一致した姿勢を示すことはできませんでした。  
  
アメリカ・ニューヨークの国連本部で現地時間の17日に開かれた公開会合は、北韓によるICBM発射直後に韓日米3か国が要請し開催されたものです。 
  
アメリカの国連大使は、安保理が今回も行動を起こさなければ、北韓の不法行為を止めることはできないとして、国際社会の団結した対応を呼びかけました。 
  
これに対して中国の国連大使は、「アメリカが韓半島付近で原子力空母や戦略爆撃機などを参加させ軍事訓練を行ったことで北韓を不安にさせた」と指摘したほか、ロシアの大使も、「安保理の会合が政治的なプロパガンダを目的として開かれてはならない」と批判しました。 
  
中国とロシアが北韓を擁護する立場をとったため、安保理は今回の会合でも一致した姿勢を示すことができず、議長声明などの成果を出せずに終了しました。 
  
一方、北韓は、戦略兵器の開発は「自衛的な措置」だとして、国連安保理の公開会合を非難し、アメリカに対して「明確な安保の危機と克服できない脅威を感じさせるための措置をとる」と警告しました。

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