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日本に弔問団派遣へ 韓国政府

Write: 2022-07-12 14:28:37

Thumbnail : YONHAP News

安倍元首相の死去を受けて、韓国政府は韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理を弔問使節とする弔問団を派遣することにしました。
今のところ、安倍元首相の自民党葬の日程が決まっていないため、弔問団の日本訪問時期も決まっていません。
ただ、これまでの日本の元首相が死去したケースを踏まえれば、安倍元首相の追悼式典は、今月末または8月初めに行われるものと考えられます。
これまで日本の元首相の弔問には、外交部長官や日本駐在大使らが派遣されてきましたが、今回はそれよりもレベルの高い国務総理が派遣されるという点で、韓日関係におよぼす影響が注目されています。
韓国と日本は、過去にも弔問使節の派遣を交流再開のきっかけとしたことがあります。
独島(トクト、日本でいう竹島)をめぐる問題で、韓日関係が悪化していた2006年、橋本元首相の葬儀に当時の潘基文(パン・ギムン)外相が参加したことで、両国の交流再開の土台を設けたと評価されました。
ただ今回は、先の参議院選挙で大勝した自民党が、安倍元首相の念願だった憲法改正を推し進める方針を示しているほか、歴史問題をめぐる対立が現在進行形であるため、即効的な変化を期待するのは無理だろうとする見方もあります。
一方、安倍元首相の死去を受けて、政界からソウルの日本大使館への弔問が相次いでいます。
11日には朴振(パク・チン)外交部長官や金振杓(キム・ジンピョ)国会議長が訪れたほか、12日には最大野党「共に民主党」の禹相虎(ウ・サンホ)非常対策委員長、与党「国民の力」の権性東(クォン・ソンドン)党代表職務代行兼院内代表らが弔問しました。
また、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領も近く、日本大使館を訪れて弔問記帳するということです。

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