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韓日中外相が会談 首脳会談は早くとも年明け以降か

Write: 2023-11-27 10:30:59

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韓日中3か国の外相は26日、韓国・釜山(プサン)で会談し、3か国の首脳による会談をできるだけ早期に開催する方針をあらためて確認した一方で、具体的な目処は示せず、韓国が目指している年内の開催は事実上、できなくなりました。 

外交部の朴振(パク・チン)長官は26日、韓国南部の釜山で、日本の上川外務大臣、中国の王毅外相と会談しました。

3か国の外相が対面で会談するのは、およそ4年ぶりです。

会談では、韓日中の首脳会談について、早期に開く方針をあらためて確認したうえで、開催に向けた準備を加速することで一致しました。

朴長官は、会談後、記者らに対し、「今後、遠くない時期に首脳会談を開催できるよう努力することを申し合わせた」と述べましたが、具体的な時期については言及しませんでした。

国家安保室の趙太庸(チョ・テヨン)室長も26日、テレビ番組に出演し、「3か国首脳会談を年内に開くのは容易ではない」と述べ、事実上、年内に開催することはできないとの見方を示していて、年明け以降の開催に向けて調整を進めるものとみられます。

韓日中の首脳会談は、2019年12月を最後に開かれていません。

今回の外相会談では、韓半島情勢についても意見が交わされ、朴長官は、北韓の軍事偵察衛星の打ち上げを非難したうえで、「韓半島の平和と安定は3か国の共通の利益だ」と述べ、協力を呼びかけました。

朴長官は、3か国の外相会談の前に王毅外相と個別に会談した際、中国が北韓に対して建設的な役割を果たすよう求めました。

これに対し、王外相は、韓半島情勢の現状に憂慮を示したうえで、「地域の安定のために中国も役割を果たす」と述べたということです。

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