北韓の視察団 南山国立劇場を視察
2018-01-22

ニュース


平昌冬季オリンピックに北韓が派遣する「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」の玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏ら事前視察団の一行は22日、江陵から高速鉄道KTXでソウルに移動し、南山国立劇場や奨忠体育館、世宗文化会館など、公演場として候補にあがっている場所を訪れます。
一行は21日に韓国入りし、江陵では黄永祚(ファン・ヨンジョ)記念体育館や江陵アートセンターなどを見て回りました。
一方、北韓の事前視察団の一行がソウル駅に到着した22日午前、ソウル駅前広場では保守系市民団体の反対集会が開かれました。
大韓愛国党の関係者は21日午前11時に記者会見し、北韓は平昌冬季オリンピックを体制の宣伝のために利用していると指摘したうえで、韓国の国旗を使わず正体不明の「韓半島旗」を掲げて合同入場したり、大規模応援団を受け入れるのは、オリンピック成功に向けた努力に水を差す行為だと批判しました。
集会参加者らは、金正恩労働党委員長の肖像画や北韓の国旗を燃やす火刑式を行いました。
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