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がんばれ!韓国アスリート

期待される競技、体操と競泳

2021.07.23
体操、メダルに挑戦

Photo :© YONHAP News

体操、メダルに挑戦

韓国はこれまでのオリンピックで、金メダル1個、銀メダルと銅メダルをそれぞれ4個獲得しています。


体操競技男子は、ゆか・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒・鉄棒の6種目のほか、団体と個人総合の二つの種目があり、金メダルは合わせて8個です。
女子は、跳馬・段違い平行棒・平均台・ゆかの4種目で、団体と個人総合の二つの種目が加わり、金メダルは合わせて6個です。


団体戦は世界選手権のランキングをもとに男女それぞれ12カ国が出場します。 韓国は、男子が2019年の世界選手権で9位となり、1992年バルセロナ大会以来、8大会連続で団体戦に出場しています。
男子団体戦は日本と中国の優勝争いになる見通しです。 また、女子団体戦はアメリカが優勢です。

韓国から出場選手は

Photo :© YONHAP News

韓国から出場選手は

男子団体戦は、韓国からリュ・ソンヒョン、イ・ジュンホ、キム・ハンソルに、ヤン・ハクソンが加わり、4人が出場します。


ヤン・ハクソンは、得意種目はあん馬で、2012年ロンドン大会で金メダルを獲得、2011年と2013年の世界選手権でも金メダルを獲得しました。 ヤン・ハクソンはアキレス腱の負傷で2016年リオデジャネイロ大会には出場できませんでした。


その後も負傷が続き不振でしたが、韓国体操協会競技力向上委員会は、ヤン・ハクソンの名前が付けられたジャンプ、「前転とび前方伸身宙返り3回ひねり」が可能ならば、代表に選抜するという条件を付け、最終的に東京オリンピック出場が決まりました。 「前転とび前方伸身宙返り3回ひねり」って何のことかわかりますが。
見ていても何が何だかよく分からない神技です。 跳馬の世界ランキング1位のシン・ジェファンも注目されていますが、シン・ジェファンは団体戦には出場せず、跳馬の個人でメダルに挑戦します。 女子は、イ・ユンソとヨ・ソジョンが出場します。


ヨ・ソジョンは、1996年アトランタ大会の男子跳馬で銀メダルを獲得したヨ・ホンチョル氏の娘です。 父と娘、2代がオリンピックに出場することになりました。 新体操とトランポリンは出場権を確保できず、残念ながら韓国からは出場しません。

メダル多い競泳

Photo :© YONHAP News

メダル多い競泳

水泳は、競泳、飛び込み、アーティスティックスイミング、水球、マラソンスイミングがあり、合わせて49個の金メダルがかかっています。 ただ、韓国が金メダルを獲得できる可能性は事実上ありません。
韓国がオリンピックの競泳でメダルを取ったのは、これまで金メダル1個、銀メダル3個で、すべてパク・テファン選手によるものです。


東京オリンピックでは、競泳のキム・ソヨンとファン・ソンウ、飛込のウ・ハラムがメダルに挑戦します。
女子キム・ソヨンは自由形100mと200m、バタフライ100mと200mなどの出場資格がありましたが、200m個人メドレーだけに集中することにしています。 個人最高記録の2分8秒34を出すことができれば、メダルを獲得できる可能性も十分あります。

男子はファン・ソンウに注目

Photo :© YONHAP News

男子はファン・ソンウに注目

男子はファン・ソンウが注目されています。 ファン・ソンウは200m自由形のジュニア世界記録保持者で、開会式で旗手を務めます。
1分44秒96の記録は、2016年リオデジャネイロ大会で銀メダルに相当するタイムで、世界ランキング5位以内に入るタイムです。 ですから、決勝進出は十分可能だとみられていて、コンディションが良ければメダルを獲得する可能性もあります。

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