
平昌(ピョンチャン)オリンピックに合わせて、南北が北韓の金剛山(クムガンサン)で行う合同文化行事について、韓国統一部の当局者は、2月4日ごろ、金剛山文化会館で、南北それぞれ300人の観客を招いて行う方向で調整を進めていることを明らかにしました。
南北合同文化行事や馬息嶺(マシンニョン)スキー場での合同練習の準備のため、23日から3日間、北韓を訪れていた統一部の当局者は、26日、韓国メディアに対して、南北合同文化行事について、▼2月4日ごろ、金剛山文化会館で行い、▼南北それぞれ300人の観客を招く ▼公演は韓国が第1部、北韓が第2部を担当し、韓国側はKPOPや伝統音楽を、北韓側は伝統音楽を披露することになると明らかにしました。
また、北韓の馬息嶺スキー場での南北合同練習については、▼アルペン、クロスカントリーの選手らが早ければ来週31日から2日間の日程で北韓を訪れ、初日に南北合同練習を、2日目に南北親善試合を行うことになるとしています。
▼選手らは空路で移動し、韓国東部の江原道・襄陽(ヤンヤン)空港と、北韓東部の元山(ウォンサン)にある葛麻(カルマ)空港を往来することになりました。
葛麻空港は馬息嶺スキー場から車で45分の距離にあり、2015年にそれまでの軍専用飛行場から民間空港に衣替えされました。
北韓は葛麻空港付近で2016年と2017年に数回にわたってミサイル発射実験を行っています。