
韓米国防相会談が現地時間の26日、ハワイで行われ、平昌(ピョンチャン)オリンピックの安全確保策やオリンピック・パラリンピックの後に延期された韓米合同軍事演習の時期などについて協議しているもようです。
AP通信によりますと、会談に先立って、アメリカのマティス国防長官は、「南北対話が非核化という国際社会の目標を揺るがしてはならない」と強調しました。
これに対して韓国の宋永武国防部長官は、「南北対話は究極的には北韓とアメリカを対話に導き出すためのものだ」と述べました。
マティス国防長官はまた、北韓に送ることを禁じられた石油類を海上に船を並べて受け渡しをしていた台湾などのタンカー2隻を、韓国政府が摘発抑留したことに触れて、感謝の意を表明したということです。
北韓は、韓米合同軍事演習の中止を繰り返し要求していますが、アメリカは4月の演習は避けられないとしており、結果が注目されます。