
南北スキー合同練習のために1月31日から北韓を訪問している韓国のスキー選手24人は、この日、北韓の馬息嶺(マシンニョン)スキー場に到着し、午後3時から1時間30分間北韓の選手たちとともにスキーの自由練習を行いました。
この練習に参加した北韓の選手の中には、今回平昌冬季オリンピックに出場する国家代表も含まれています。
韓国のパク・チェユン選手は、馬息嶺スキー場についての感想を聞く取材陣の質問に対し「韓国のスキー場と比べてもそん色のない、練習に向いているいいスキー場だ。雪質もいいし、選手にとっては、地形の変化が多くスロープの角度が大きければ大きいほどいいが、このスキー場は、そういった面でいい条件を備えている」と説明しました。
北韓を訪問している韓国の選手団は、きょうの午前中に南北選手のアルペンスキー親善試合とクロスカントリースキーの合同練習を行い、午後には平昌オリンピックに参加する北韓の選手団とともに韓国から乗ってきたチャーター機で韓国に帰ります。
今回韓国に来る10人の北韓選手は、アルペンスキー選手3人、クロスカントリースキー選手3人、フィギュアスケートペア2人、ショートトラック選手2人です。これに先立ち、すでに韓国に来ているアイスホッケー女子選手12名を含むと、平昌冬季オリンピックに参加する北韓選手22人の韓国入りがきょう完了することになります。