
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの聖火採火式に出席するため、ギリシャを訪れている李洛淵(イ・ナギョン)国務総理が現地時間の24日、アメリカオリンピック委員会のプロブスト会長にトランプ大統領の平昌冬季オリンピック訪問を希望していると伝えました。
李国務総理は24日、オリンピアのホテルでプロブスト会長と会って、2028年のロサンゼルスオリンピックの招致を祝ったあと、「トランプ大統領夫妻が平昌冬季オリンピックに来られるよう協力してほしい」と呼びかけました。
これに対して、プロブスト会長は、「確約はできないが、最善を尽くす。韓半島の緊張が緩和し、平和オリンピックになるようあらゆる努力をする」と答えました。
また、李国務総理はIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長とも会って、「韓国のIOC委員は現在、1人しかいない。IOCにさらに貢献できるよう、韓国のIOC委員の数を増やしてほしい」と要請し、バッハ会長は、「努力する」と答えました。
バッハ会長は、「北韓が平昌冬季オリンピックに参加できるよう、多様なルートを通じて努力している」と述べました。