
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックをおよそ2か月後に控えて、対テロ総合訓練が行われました。
韓国政府は12日、会場となる江原道(カンウォンド)平昌オリンピックプラザで対テロ総合訓練を行いました。
訓練には、国務総理室の対テロセンターをはじめ、国家情報院、国防部、警察庁、消防庁、環境部、保健福祉部、江原道の8機関から420人あまりが参加しました。
この訓練は、会場で起こりうる車両の突入、ドローンや爆発物による攻撃、人質立てこもりなど複合的なテロ状況を想定して対応策を総合的に点検するためのものです。
政府は、平昌冬季オリンピックの安全な開催のため、これまで5回にわたって対テロ訓練を行っています。
視察した李洛淵(イ・ナクヨン)国務総理は、「事故はいつも予測できないところで発生するということを留意し、新たなリスク要因はないか、最後まで点検して補完してほしい」と要請しました。