
来年2月の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックにロシアからは200人を超える選手が国旗の掲揚や国歌の演奏がない個人の資格で出場する見込みとなりました。
IOC=国際オリンピック委員会は今月5日、ロシアが国家ぐるみで組織的なドーピングと隠ぺいを行っていたことを認定し、条件を満たした選手に限って個人資格で出場することを認める方針を明らかにしました。
これを受けて、ロシアオリンピック委員会は12日、モスクワで総会を開き、 選手が個人資格で出場することを支持する方針を全会一致で決めました。
総会の後、ジューコフ会長は記者団に対して「200人を超える選手が出場する可能性がある」とコメントしています。
ロシアは15日、IOC本部に代表団を派遣し出場選手の名簿を提出するとともに、選手着用のユニフォームについて協議することにしています。