
2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックに、少なくとも40か国を超える国の首脳や閣僚が参加する見込みです。
大会組織委員会が、20日に伝えたところによりますと、この日まで大会に参加するとしている各国の首脳や要人は43人です。組織委員会は、2016年リオデジャネイロ・オリンピックの45人を超えるとみています。
平昌冬季オリンピックのために韓国を訪れる首脳や閣僚の多くは、ソウルに滞在し、ソウルと開催地を行き来する計画だということですが、このため、政府と組織委員会などは、安全などを考慮し、特別列車を運営する方策を積極的に検討しています。各国の首脳や閣僚と随行員の移動のために、専用列車を設け、各国に1~2両ずつ提供するという方針です。
一方、現在まで、 平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックへ出場する意志を示している国は92か国で、過去最多を記録した2014年ソチ冬季オリンピックの88か国より多くなっています。
平昌オリンピックの出場国がソチオリンピックの記録を上回る可能性が高くなっていますが、過去の例から、最終的にエントリーへの申し込みをしなかった国もあったため、平昌オリンピック委員会では、エントリーの締め切り日の1月29日までは、状況を見守りたいということです。