平昌冬季五輪 サイバー攻撃対応チーム稼動
2017-12-29

ニュース


平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックのサイバー侵害対応チーム(CERT)が、サイバー攻撃に備え、現場の点検に入りました。
科学技術情報通信部が28日に発表したところによりますと、侵害対応チームに参加する関連機関の関係者は、この日、平昌の主な会場を訪れ、対応状況を点検しました。関連機関がともに現場の点検に出たのは、今回が初めてです。
対応チームの関係者は、非常事態に備え、各部署別の業務を調整し、オリンピック開幕までに必要な保安措置を確認しました。
平昌オリンピック・サイバー侵害対応チームは、今月の1日から本格的な活動を始めました。
このチームには、平昌オリンピック組織委員会、科学技術情報通信部、文化体育観光部、国家情報院、国防部、警察庁などの政府機関と、民間保安業者の関係者など、計700人あまりが参加しています。
対応チームは、海外からのサイバー攻撃にも対応するために、国際コンピューター侵害事故対応協議会(FIRST)、アジア太平洋侵害事故対応チーム(APCERT)など、海外の関連機関と国際的な協力体制を構築し、情報を共有しています。
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