韓米首脳 「平昌五輪期間中に合同軍事演習実施せず」
2018-01-05

ニュース


韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領 とアメリカのトランプ大統領が、4日、電話会談を行い、平昌冬季オリンピック期間中には、韓米合同軍事演習を行わないことで合意しました。
大統領府青瓦台で広報を担当する尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官が明らかにしたところによりますと、両国の首脳は、4日午後10時からおよそ30分間、平昌冬季オリンピックをきっかけに雰囲気が高まっている南北対話について話し合い、平昌冬季オリンピック期間中には、韓米合同軍事演習を行わないことにしたということです。
文大統領は、電話会談でトランプ大統領に対し「トランプ大統領が、北韓が更なる挑発行為をしない場合、平昌冬季オリンピック期間中には韓米合同軍事演習を実施しないという方針を示せば、平昌オリンピックが平和のオリンピックになり、成功裏に開催されるのに大いに役立つと思う」と述べました。
これに対しトランプ大統領は、「文大統領が私の代わりにオリンピック期間中には軍事演習は実施しないと発表してもいいと思う」と答えました。
また、トランプ大統領は、南北対話の再開を評価するとともに「南北対話を進めるなかで、私たちの助けが必要な部分があればいつでも教えてほしい。アメリカは、100%文大統領を支持する」と述べました。
トランプ大統領はまた、平昌オリンピックに家族を含めたアメリカ政府高官の代表団を派遣する方針を再確認しました。
両首脳の電話会談は、今回が8回目で、去年の11月30日の電話会談から35日ぶりに行われました。
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