青瓦台 「南北会談、平昌五輪参加が最優先議題」
2018-01-05

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大統領府青瓦台は5日、板門店で9日に開催される見通しとなった南北高官級会談について、北韓の平昌(ピョンチャン)オリンピックへの参加が最優先議題になるとの考えを示しました。
青瓦台の高官は5日、記者らに対し、南北高官級会談の議題について、「平昌冬季オリンピックへの北韓の参加問題が最も重要だ。そのほかについても会話の余地は開かれているが、どのように進むか判断するのは早い」と述べ、平昌冬季オリンピックへの北韓の参加を最優先議題とする方針を強調しました。
そのうえで、「離散家族再会、南北軍事会談など、以前、韓国側が提案した議題があるが、そういったものについて実際に議論し、合意できるかはまだわからない」と述べました。
来月のソルナル、旧正月に合わせた離散家族再会の実現可能性については、「現実的に準備することが多い。今回の南北会談で合意にこぎつけるかどうかも断定できない」としています。
一方、北韓が平昌冬季オリンピックに代表団を派遣する場合、韓国政府が滞在費用や移動手段の支援など財政的な支援をすれば国際社会の北韓制裁に反しないかという質問に対しては、「アメリカを含む国際社会で制裁違反などの論争が起きないようにするというのが、政府の基本的な立場」と答えました。
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