
来月開かれる平昌(ピョンチャン)オリンピックに、アメリカは、トランプ大統領の長女、イバンカ大統領補佐官とペンス副大統領を派遣する案を検討しているもようです。
ロイター通信が4日、アメリカ政府当局者の話として伝えました。
それによりますと、アメリカは平昌オリンピックへのアメリカ代表団として、トランプ大統領の長女、イバンカ大統領補佐官とペンス副大統領の派遣を検討しており、今後の政治日程を総合的に判断したうえで公式発表する計画だと述べたということです。
トランプ大統領は4日夜、文大統領と行った電話会談で、オリンピック期間中に、韓米合同軍事演習を見送ることで合意し、家族を含む高官級の代表団を派遣する立場を示しています。
平昌オリンピックに、北韓が、金正恩労働党委員長の妹の金与正(キム・ヨジョン)労働党政治局員候補や、序列2位の崔竜海(チェ・リョンヘ)党中央委員会副委員長を派遣する場合、アメリカと北韓のトップの家族同士、または政府高官同士が間接的に会うことも可能とみられ、関心が寄せられています。