平昌冬季五輪の開幕まであと1か月
2018-01-09

ニュース


2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの開幕まで、残すところあと1か月となりました。
江原道(カンウォンド)の平昌(ピョンチャン)、江陵(カンヌン)、旌善(チョンソン)の3か所で開かれる第23回冬季オリンピックは、1988年のソウルオリンピック以来、韓国で30年ぶりに開催されるオリンピックで、世界の冬のスポーツの祭典です。
平昌大会は、日本の札幌大会と長野大会に続き、アジアで開かれる3回目の冬季オリンピックで、2月9日に開幕し、25日に閉幕します。
平昌冬季オリンピックは、分断の地で開催される「世界最大の平和オリンピック」という大きな目標を達成できる可能性が高くなっています。
北韓の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が今月1日の新年のあいさつで、平昌冬季オリンピックへの北韓代表団派遣の意思を表明したことで、北韓の平昌オリンピック参加に向けた動きが一気に進展しています。
南北は、9日に、北韓と韓国の軍事境界線がある板門店で2年ぶりの南北高官級会談を開き、北韓の大会参加について協議します。
これを受けて、IOC=国際オリンピック委員会本部のスイス・ローザンヌでは、今週中にもトーマス・バッハ会長が北韓のIOC委員である張雄氏と会談し、特別推薦枠での参加などについて議論する見通しとなっています。
さらに、大会に90か国以上の参加が実現すれば、平昌冬季オリンピックは、88か国が参加した4年前のソチ大会の記録を更新することになり、注目されます。
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